本ページでは、国産クレジットカードであるJCBのプラチナカード、JCBプラチナをご紹介します。JCBプラチナはブラックカードであるJCBザ・クラスへの道が開けるおススメのクレジットカードですよ。
Contents
JCBプラチナとは?
JCBプラチナは、日本が誇る国際ブランドJCBのプラチナカードです。まず下図を見ていただきましょう。
クレジットカードは、そのステータスや年会費に応じて4段階あります。
- 年会費無料のクレジットカードも多い「一般カード」
- 年会費1万円前後の「ゴールドカード」
- 年会費2万円以上の「プラチナカード」
- 年会費5万円以上の「ブラックカード」
この区分けで言うとJCBプラチナはその名の通りプラチナカードにあたります。JCBザ・クラスは直接申込みができませんので、JCBザ・クラスを狙うために申込み可能な最上級カードです。そのため、年会費も多少値が張りますが、得られるベネフィット(特典)はブラックカードであるJCBザ・クラスに非常に近く、素晴らしいカードです。
審査・年会費
JCBプラチナの審査申し込み基準は、公式には「25歳以上で、本人に安定継続収入のある方」とあるのみです。ゴールドカードの審査基準等から推測すると、税込年収600万円~700万円以上で勤続年数は5年以上といったあたりでしょうか。相当程度の属性が必要になるカードと考えられます。
そして、JCBプラチナの本会員の年会費は25,000円(税別)です。家族カードは1名無料、2人目より1名につき3,000円(税別)です。
年会費はJCBザ・クラス(年会費50,000円(税別))のちょうど半分です。しかし、その特典(メリット)はJCBザ・クラスの半分どころではありません! JCBが得意とするディズニー関連の特典は流石にJCBザ・クラスが充実していますが、その他のステータスカードが備えるべき特典については、ほぼほぼJCBザ・クラスと同レベルのものとなっています。非常にコスパが高いプラチナカカードです。
JCBプラチナのメリット
入会キャンペーンがお得
【1】 インターネット新規入会でもれなく5,000円分のJCBギフトカードプレゼント!
さらに、インターネットから新規入会することで、5,000円分のJCBギフトカードが貰えます。年会費の五分の一はここでカバーできるので、残りの特典・メリットを考えると相当お得です。
【2】 家族カード新規入会で最大2,000円分キャッシュバック!さらに抽選でキャッシュバックのチャンス!※要参加登録
キャンペーン期間中、家族カードに入会しキャンペーン参加登録すると、もれなく1,000円キャッシュバックされます。
【3】 カード入会後、お友達紹介で最大6,000円分のJCBギフトカードプレゼント!
JCBプラチナに入会後、EメールやSNSにて「JCBオリジナルシリーズ」をお友達にご紹介のうえ、紹介された方が指定のURLよりカードに入会すると、JCBギフトカードが最大6,000円分プレゼントされます。
やはりポイントは必ず5,000円分のJCBギフトカードが貰えるという点ですね。本当にお得です。その他のキャンペーンも活用することでさらにお得に発行できます。
詳細は下記のリンク先をご確認ください。JCBプラチナの申し込みも可能です。
24時間・365日利用可能なプラチナ・コンシェルデスク
JCBプラチナは、24時間・365日利用可能なコンシェルジュサービスを提供しています。旅の手配・予約、ゴルフ場のご案内、その他さまざまな要望をコンシェルジェデスクが可能な限り答えてくれます。
コンシェルジュサービスはいくつかのプラチナ・ブラックカードで提供されていますが、同じコンシェルジュサービスでもその質は各社各様。そんな中、JCBプラチナのコンシェルジュは非常に質が高いと言われているJCBザ・クラスと共通のサービスです。
コンシェルジュデスクへの電話は携帯からでも勿論無料。海外からはコレクトコールでかけられます。海外旅行中のレストランの手配、簡単な通訳も勿論可能です。コンシェルジュサービスは特に海外でその役割を発揮しますね。
グルメ・ベネフィット(高級レストラン2名以上利用で1名無料)
国内の厳選したレストランの所定のコースメニューを2名以上で予約すると、1名分の料金が無料となる優待サービスです。プライベートは勿論、ビジネスでの接待まで活躍が期待できるサービスですね。
利用方法は、以下の3ステップです。
- 希望の店舗を選んで、予約希望日の3日前までに、日時・人数をコンシェルジュデスクへ電話連絡
- コンシェルジュデスクから結果が連絡
- 当日JCBプラチナで支払い
一人分がタダとなることで、料理の質やサービスが落ちないか心配する方もいるかもしれません。しかし、お店側には「お試し利用でお店を知ってもらい再度来店してもらえるようにする」という思惑があります。また、お店の紹介サービスを持つJCBに悪い印象を持たれてしまっては機会損失が重大となります。そのため、むしろ、非常に良いサービスを受けることができます。これはモナパパの実体験からもそうですので、ご安心ください。
お店は首都圏、関西を中心に約100店舗前後を網羅しています。料金は一人当たり1~3万円がメインです。
ダイニング30(飲食店の利用合計金額またはコース代金より30%引き)
国内の厳選したレストランでの利用合計金額またはコース代金より30%引きされる優待サービスです。
利用方法は、以下の4ステップです。
- 希望の店舗を選んで、電話で店舗に直接予約。予約の際に「ダイニング30(サーティ)」利用の旨を伝える。
- 利用当日は、専用WEBサイトからプリントアウトした専用クーポンを入店時に店員に渡すか、スマートフォン専用サイト上の専用クーポン画面を提示。
- JCBプラチナで支払い
単純計算では、3名までで利用する際には、コース料理が1名分無料になるグルメ・ベネフィットの方がお得です。一方で、4名以上で利用する場合はダイニング30の方が安くなりますね。
プライオリティ・パス
世界約140の国や地域、約500の都市で約1,200ヵ所の空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パスが無料で付帯します。年会費、1回ごとの利用料等はJCBが負担します。搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジが利用できます。
ゴールドカード等で利用可能ラウンジは、手荷物検査前にあります。飛行機に乗る前に手荷物検査を受ける必要があるので、搭乗時間よりかなり前もってラウンジを出て、手荷物検査終了後は喧噪なパブリックスペースで搭乗を待つ必要があります。また、食事は軽食で飲み物はノンアルコールのみが無料であることが多数です。
一方で、プライオリティ・パスで利用できるラウンジは手荷物検査後にあります。そのため、手荷物検査を済ました後で搭乗時間直前までゆっくりと体を休めることができます。また、この類のラウンジは通常、ビジネスクラスに乗る方のみが利用できるもので、食事も豪華で勿論アルコールも飲み放題です。
プライオリティ・パスが発行できるのは本会員のみで、家族会員は発行不可である点に注意が必要です。また、同伴の方は1名につき2,000円(税別)で利用できます。
USJ、京都駅のJCBラウンジ
JCBプラチナ会員は、USJと京都駅にあるラウンジを利用可能です。
USJ JCB Lounge
ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)の「ザ・フライング・ダイナソー」施設内にJCBラウンジが設置されており、アトラクションの優先搭乗、フリードリンクサービスが利用できます。利用方法は以下のとおりです。
- コンシェルジュデスクへ「ご招待券」を請求。
- 「ご招待券」に記載のご利用方法・ご予約先を確認。
- 利用予定日の1ヵ月前から前日までに、予約先に直接電話をして予約。
- 利用当日は「ご招待券」とJCBプラチナを持参。
JCB Lounge 京都
JR京都駅ビル内にあるJCB Lounge 京都を利用できます。ドリンク、ガイドブック・情報誌の閲覧、手荷物の一時預かり、無料Wi-Fiなどのサービスが受けられます。
こちらの利用は事前の予約等は必要ありません、直接Loungeに向かいJCBプラチナを見せれば利用可能です。
最高峰の付帯保険
JCBプラチナには充実した保険が付帯しています。
国内旅行傷害保険
カード利用の有無に関わらず最高1億円が補償されます。家族会員も本会員と同様に保険が適用されます。
補償の対象は以下のとおりです。
- 航空機や電車、船舶などの公共交通乗用具搭乗中の傷害事故
- 旅館・ホテル宿泊中の火災爆発による傷害事故
- 宿泊を伴う募集型企画旅行参加中の傷害事故
補償金額は以下のとおりです。
死亡・後遺障害 | 最高1億円 |
入院 | 日額5,000円 |
手術 | 5,000円×(10~40倍) |
通院 | 日額2,000円 |
海外旅行傷害保険
カード利用の有無にかかわらず本会員・家族会員に最高1億円、本会員と生計をともにする19歳未満(クレジットカードを発行できない)のお子様には、家族特約サービスが付きます。事故や病気、ケガ、携行品の盗難なども補償されます。なお、保険の対象となる旅行期間は出国日より3カ月間です。
本会員・家族会員 | 家族特約者対象 | |
傷害による死亡・後遺障害 | 最高1億円 | 最高1,000万円 |
傷害による治療費用 | 1,000万円限度 | 200万円限度 |
疾病による治療費用 | 1,000万円限度 | 200万円限度 |
賠償責任 | 1億円限度 | 2,000万円限度 |
携行品損害 | 1旅行につき100万円限度 | 1旅行につき50万円限度 |
救援者費用等 | 1,000万円限度 | 200万円限度 |
国内・海外航空機遅延保険
国内外の航空便利用時の乗継遅延で生じた宿泊・飲食費や出向遅延等で生じた飲食費、預けた手荷物が遅延・紛失した際の衣類購入費等が補償されます。
補償内容 | 保険金額(本会員・家族会員) |
乗継遅延費用保険金(客室料・食事代) | 2万円限度 |
出航遅延費用等保険金(食事代) | 2万円限度 |
寄託手荷物遅延費用保険金(衣類購入費等) | 2万円限度 |
寄託手荷物紛失費用保険金(衣類購入費等) | 4万円限度 |
ショッピングガード保険(国内/海外)
JCBプラチナで購入した品物に万一破損や盗難などの損害が発生した場合、購入日から90日間、年間最高500万円まで補償されます(1事故につき自己負担額3,000円)。
JCBザ・クラスへの道が開ける
JCBプラチナは、JCBザ・クラスを目指すために最もふさわしいカードです。JCBザ・クラスは下図のとおり、直接申込みができないカードで、JCBゴールド以上の方向けの招待制カードです。
JCBプラチナカードを利用し続け、その利用状況によってはJCBザ・クラスの招待状(インビテーション)を受け取ることが可能です。具体的には、通算の利用額が1,500~2,000万円、または、年間利用額が300万円程度を数年でインビテーションが来る可能性が高いと言われています。
JCBプラチナのデメリット
JCBプラチナのデメリットは、基本還元率が0.5%と物足りない水準である点です。年間100万円以上利用でも0.8%、年300万円以上でも0.85%です。
また、年会費が2万5千円(税前)と高額なのもデメリットです。しかし、充実した特典が得られるのでここはデメリットとは言えないかもしれません。本当にコスパが良いプラチナカードだと考えられます。
JCBプラチナとJCBザ・クラスの特典を比較
多くの特典でJCBザ・クラスとその内容が似通っているJCBプラチナですが、以下の点でJCBザ・クラスと差があります。
- JCBザ・クラスにはザ・クラス メンバーズ・セレクション(最大2万5円相当のプレゼント)がありますが、JCBプラチナにはこの特典がありません。
- 厳選ギフトコースとエンターテインメント&トラベルコースの2つのコースから好きな特典を選択してプレゼンとして貰うことができます。
- JCBザ・クラスもJCBプラチナもプライオリティ・パスが付帯しますが、JCBザ・クラスは同伴者一人は無料で、二人目から2,000円(税別)が必要です。JCBプラチナは一人目から2,000円(税別)が必要です。
- JCBザ・クラスはクラブ33(ディズニーランドの秘密のレストラン)の利用権の抽選に挑戦できますが、JCBプラチナにはこの特典がありません。
- JCBザ・クラスはディズニーリゾート内の会員専用ラウンジが利用可能ですが、JCBプラチナにはこの特典がありません。
- JCBザ・クラスにはゴルファー保険が付帯しますが、JCBプラチナには付帯しません。(それ以外の保険はほぼ同内容)
まとめ
- JCBプラチナの年会費は2万5千円(税前)と高額だが、特典が充実しておりコスパは最高
- 24時間・365日利用可能な質の高いプラチナ・コンシェルデスクが利用可能
- グルメ・ベネフィット(高級レストラン2名以上利用で1名無料)を活用することで年会費の元を取ることが容易
- プライオリティパスが付帯
- USJ、京都駅等で利用可能なラウンジあり
- 付帯保険も充実
- JCBプラチナを使い続けることより、ブラックカードであるJCBザ・クラスの招待状(インビテーション)が貰える可能性がある