本ページでは、国産クレジットカードであるJCBのJCBゴールド ザ・プレミアをご紹介します。
JCBゴールド ザ・プレミアはゴールドカードの名前を冠していますが、カードに付帯する特典はプラチナ級なのにゴールドカード並みの年会費という非常にコスパが良いカードです。ブラックカードであるJCBザ・クラスへの道も開ける、おススメのクレジットカードですよ。
Contents
JCBゴールド ザ・プレミアとは？
JCBゴールド ザ・プレミアは、日本が誇る国際ブランドJCBのゴールドカードです。まず下図を見ていただきましょう。
クレジットカードは、そのステータスや年会費に応じて4段階あります。
- 年会費無料のクレジットカードも多い「一般カード」
- 年会費1万円前後の「ゴールドカード」
- 年会費2万円以上の「プラチナカード」
- 年会費5万円以上の「ブラックカード」
この区分けで言うとJCBゴールド ザ・プレミアはゴールドカードにあたります。JCBにはJCBゴールドカードもあり、JCBゴールドカードを発行し、後述する条件を満たすことでJCBゴールド ザ・プレミアの招待状（インビテーション）を受け取ることができます。
審査・年会費
JCBゴールド ザ・プレミアはJCBゴールドを2年連続で年100万円以上使った場合に確実にインビテーションが送られてきます。そのため、審査という意味ではJCBゴールドを取得すれば必ず取得することができると言っても過言ではありません。
そして、JCBゴールド ザ・プレミアの年会費は、年100万円以上利用すればJCBゴールドと同額の10,000円（税別）です。年100万円未満の場合は15,000円（税別）です。家族カードは一人目が無料、二人目以降が1,000円（税別）です。
ちなみに、プラチナカードであるJCBプラチナの年会費は25,000円（税別）です。JCBプラチナはJCBザ・クラスと異なり申込み可能なカードです。ブラックカードであるJCBザ・クラスを目指す場合、JCBゴールドかJCBプラチナの特典（メリット）と年会費を比べて、いずれかのカードからスタートすることになるでしょう。
JCBゴールド ザ・プレミアのメリット
グルメ優待サービスがお得すぎる！
JCBゴールド ザ・プレミアで利用可能なグルメ優待サービスはお得すぎます！上記の画像でも見えていますが、なんと20%OFFクーポンが利用可能です！
還元率が高いことを謳うクレジットカードもありますが、せいぜい1%や2%の世界。そもそも20%OFFできるなら越したことはないですよね。JCBゴールドカードは格式高い印象もありますが、美味しいグルメをリーズナブルに味わうことを可能とするゴールドカードです。
ダイニング30(飲食店の利用合計金額またはコース代金より30%引き)
グルメに関してさらにさらにお得なサービス！国内の厳選したレストランでの利用合計金額またはコース代金より30%引きされる優待サービスです！
利用方法は、以下の4ステップです。
- 希望の店舗を選んで、電話で店舗に直接予約。予約の際に「ダイニング３０（サーティ）」利用の旨を伝える。
- 利用当日は、専用WEBサイトからプリントアウトした専用クーポンを入店時に店員に渡すか、スマートフォン専用サイト上の専用クーポン画面を提示。
- JCBゴールド ザ・プレミアで支払い
グルメ優待サービスと併せてこの特典を使いこなすことで、非常に充実したグルメライフを送ることができます。
プライオリティ・パス
世界約140の国や地域、約500の都市で約1,200ヵ所の空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パスが無料で付帯します。年会費、1回ごとの利用料等はJCBが負担します。搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジが利用できます。
通常のゴールドカード等で利用可能ラウンジは、手荷物検査前にあります。飛行機に乗る前に手荷物検査を受ける必要があるので、搭乗時間よりかなり前もってラウンジを出て、手荷物検査終了後は喧噪なパブリックスペースで搭乗を待つ必要があります。また、食事は軽食で飲み物はノンアルコールのみが無料であることが多数です。
一方で、プライオリティ・パスで利用できるラウンジは手荷物検査後にあります。そのため、手荷物検査を済ました後で搭乗時間直前までゆっくりと体を休めることができます。また、この類のラウンジは通常、ビジネスクラスに乗る方のみが利用できるもので、食事も豪華で勿論アルコールも飲み放題です。
プライオリティ・パスが発行できるのは本会員のみで、家族会員は発行不可である点に注意が必要です。また、同伴の方は1名につき2,000円(税別)で利用できます。
京都駅のJCBラウンジ
JR京都駅ビル内にあるJCB Lounge 京都を利用できます。ドリンク、ガイドブック・情報誌の閲覧、手荷物の一時預かり、無料Wi-Fiなどのサービスが受けられます。
こちらの利用は事前の予約等は必要ありません、直接Loungeに向かいJCBゴールド ザ・プレミアを見せれば利用可能です。
最高峰の付帯保険
JCBゴールド ザ・プレミアには充実した保険が付帯しています。
国内旅行傷害保険
カード利用の有無に関わらず最高1億円が補償されます。家族会員も本会員と同様に保険が適用されます。
補償の対象は以下のとおりです。
- 航空機や電車、船舶などの公共交通乗用具搭乗中の傷害事故
- 旅館・ホテル宿泊中の火災爆発による傷害事故
- 宿泊を伴う募集型企画旅行参加中の傷害事故
補償金額は以下のとおりです。
| 死亡・後遺障害 | 最高1億円 |
| 入院 | 日額5,000円 |
| 手術 | 5,000円×（10～40倍） |
| 通院 | 日額2,000円 |
海外旅行傷害保険
カード利用の有無にかかわらず本会員・家族会員に最高1億円、本会員と生計をともにする19歳未満（クレジットカードを発行できない）のお子様には、家族特約サービスが付きます。事故や病気、ケガ、携行品の盗難なども補償されます。なお、保険の対象となる旅行期間は出国日より3カ月間です。
| 本会員・家族会員 | 家族特約者対象 | |
| 傷害による死亡・後遺障害 | 最高1億円 | 最高1,000万円 |
| 傷害による治療費用 | 1,000万円限度 | 200万円限度 |
| 疾病による治療費用 | 1,000万円限度 | 200万円限度 |
| 賠償責任 | 1億円限度 | 2,000万円限度 |
| 携行品損害 | 1旅行につき100万円限度 | 1旅行につき50万円限度 |
| 救援者費用等 | 1,000万円限度 | 200万円限度 |
国内・海外航空機遅延保険
国内外の航空便利用時の乗継遅延で生じた宿泊・飲食費や出向遅延等で生じた飲食費、預けた手荷物が遅延・紛失した際の衣類購入費等が補償されます。
| 補償内容 | 保険金額（本会員・家族会員） |
| 乗継遅延費用保険金（客室料・食事代） | 2万円限度 |
| 出航遅延費用等保険金（食事代） | 2万円限度 |
| 寄託手荷物遅延費用保険金（衣類購入費等） | 2万円限度 |
| 寄託手荷物紛失費用保険金（衣類購入費等） | 4万円限度 |
ショッピングガード保険（国内/海外）
JCBゴールド ザ・プレミアで購入した品物に万一破損や盗難などの損害が発生した場合、購入日から90日間、年間最高500万円まで補償されます（1事故につき自己負担額3,000円）。
JCBザ・クラスへの道が開ける
JCBゴールド ザ・プレミアは、JCBザ・クラスを目指すことができるカードです。JCBザ・クラスは下図のとおり、直接申込みができないカードで、JCBゴールド以上の方向けの招待制カードです。
JCBゴールド ザ・プレミアを利用し続け、その利用状況によってはJCBザ・クラスの招待状（インビテーション）を受け取ることが可能です。具体的には、通算の利用額が1,500～2,000万円、または、年間利用額が300万円程度を数年でインビテーションが来る可能性が高いと言われています。
JCBゴールド ザ・プレミアのデメリット
JCBゴールド ザ・プレミアのデメリットは、基本還元率が0.5％と物足りない水準である点です。年間100万円以上利用でも0.8％、年300万円以上でも0.85％です。
また、年会費が10,000円（税別）と高額なのもデメリットです。しかし、充実した特典が得られるのでここはデメリットとは言えないかもしれません。本当にコスパが良いゴールドカードだと考えられます。
JCBゴールド ザ・プレミアとJCBゴールドの特典を比較
JCBゴールド ザ・プレミアとJCBゴールドとでは、主に以下の点で差があります。（他にも細かい点で差がありますが、ここでは主たる差を記載しています。）
- JCBゴールド ザ・プレミアは、プライオリティ・パスが無料で使い放題
- JCBゴールド ザ・プレミアは、レストランの合計代金やコース料金が30％引きになる「ダイニング30」が利用可能
- JCBゴールド ザ・プレミアは、京都ラウンジが利用可能
JCBゴールド ザ・プレミアとJCBプラチナの特典を比較
JCBゴールド ザ・プレミアとJCBプラチナとでは、主に以下の点で差があります。（他にも細かい点で差がありますが、ここでは主たる差を記載しています。）
- JCBプラチナは、24時間・365日利用可能なプラチナ・コンシェルデスクが利用可能
- JCBプラチナは、グルメ・ベネフィット(高級レストラン2名以上利用で1名無料)が利用可能
- JCBプラチナは、USJ JCB Loungeが利用可能
まとめ
- JCBゴールド ザ・プレミアの年会費は10,000円（税別）と高額だが、特典が充実しておりコスパは最高
- お得なグルメ優待サービスが付帯
- プライオリティパスが付帯
- 京都駅で利用可能なラウンジあり
- 付帯保険も充実
- JCBゴールド ザ・プレミアを使い続けることより、ブラックカードであるJCBザ・クラスの招待状（インビテーション）が貰える可能性がある
↓JCBカード（一般、ゴールド、プラチナ）の公式サイトはこちら↓
