資産運用

資産運用は何種類ある?徹底比較!初心者にはこれがおすすめ!

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モナママ
モナママ
前に資産運用の必要性を一緒に考えたけど、いざ資産運用するといっても色んな種類があるよね。どんな資産運用をすればいんだろう?
モナパパ
モナパパ
そうだね。資産運用といっても株だったり、不動産だったりと色んな種類の資産運用がある。それぞれに特徴があるから、しっかりと特徴を知った上で資産運用することが大切だね。

本ページでは、様々な資産運用を徹底的に比較して、初心者におすすめな資産運用を提案します。

資産運用の種類一覧

資産運用には色々な種類があります。具体的には、銀行や証券会社等を通じた金融商品への投資をメインとして、以下のような種類が挙げられます。

  • 預金
  • 国債
  • 投資信託
  • 外貨預金
  • 株式投資
  • FX
  • 不動産投資

上記は主たる資産運用の種類で、実際は他にも資産運用の種類は存在します。
が、特に投資初心者の方であれば上記を知っておけば十分です。

資産運用で一番大切なこと

資産運用を考える上で一番大切なことは「リスク・リターン」を理解することです。

リターンは分かりやすいですね。「収益」を意味していて、リターンが大きい程嬉しいのですが、マイナスになることもあります。

リスクは「不確実性」を意味します。具体的には、リターンがどれほどぶれるのかを表すものです。

リスクとリターンは表裏一体です。つまり、リスクが大きい投資対象ほど期待されるリターンは大きく(ハイリスク・ハイリターン)、リスクが小さい投資対象ほど期待されるリターンも小さくなる(ローリスク・ローリターン)という傾向があるのです。

リスクは小さく、リターンは大きいと言う謳い文句で資産運用を勧められらた注意しましょう。極端なことを言うと、詐欺かもしれません。

大きなリターンを得るためには大きなリスクを取る必要がある。

リスクを小さくすると、期待されるリターンも小さくなる。

リスク・リターンの観点から資産運用を比較

リスク・リターンの観点から資産運用を比較すると以下の表のようになります。

risk-return-1ローリスク・ローリターンな資産運用の特徴

ローリスク・ローリターンに該当する資産運用は以下です。

  • 預金
  • 国債

預金はなじみ深いですよね。どこの銀行でも取り扱っています。ゆうちょでは言い方が異なり、貯金ですね。国債は、国が発行する債券です。個人が買いやすいように1万円から買えるよう国が発行している国債を「個人向け国債」と呼びます。

リターンの面からは、2018年12月現在、三菱UFJ銀行の普通預金の金利は年0.001%。100万円預けてもわずか10円です。さらにここから税金も引かれるいう始末。個人向け国債の金利は年0.05%です。貯金よりかは多少ましですが、大差ありません。

一方で、リスクの面からは、貯金は仮に金融機関が破綻したとしても1,000万円までは保証されていますし、個人向け国債も国が発行しているので、危険はほぼありません。

まさしくローリスク・ローリターンというわけです。

ミドルリスク・ミドルリターンな資産運用の特徴

ミドルリスク・ミドルリターンに該当する資産運用は以下です。

  • 投資信託
  • 外貨預金

投資信託は、私達のような一般人を含む投資家から広く集めたお金をもとに、運用の専門家(ファンドマネジャー)が株や債券などの複数の商品に投資・運用する金融商品のことです。投資信託の中にも複数種類があって、株をメインにするもの、債券をメインにするもの、インデックスという指数に連動することを目指すもの、利益を追求してアクティブに売買を繰り返す投資信託等があります。外貨預金はその名の通り、ドルやユーロのような外国通貨による預金です。

リスク・リターンについて、投資信託は商品の性質によって大きく異なります。ですが、一般に預金よりも高いリターンとリスクが見込めます。また、多く集めた資金を基に幅広い株や債券を買う分、後述の個人が実施する個別銘柄への株式投資に比べるとリスクとリターンは小さくなります。外貨預金はどうでしょうか。日本は世界的にも低金利なので、円の預金は前述のとおりリスクもリターンも小さいです。その点、ドルやユーロの方は金利が高く、高いリターンが見込めます。一方で、為替の変動によって損を被る(益が出る)可能性があるため、リスクも高くなります。

ハイリスク・ハイリターンな資産運用の特徴

ハイリスク・ハイリターンに該当する資産運用は以下です。

  • 株式投資
  • FX
  • 不動産投資

株式投資は例えばトヨタやNECというような、個別の企業の株式を証券会社を通じて購入することを指します。株式には最低購入金額というものがあり、1銘柄を購入するのに安いものでは5万円、高いものでは100万円程度が必要となります。個人の資金は上述の投資信託のような潤沢のものではありませんから、どうしても購入できる銘柄は限られますね。そのため、購入した銘柄が値上がりすれば大きなリターンを得ることができますが、最悪倒産なんてことになれば価値が0になってしまうため、リスクが大きいと言えます。

FXはハイリスク・ハイリターンの代表格として知られています。担保となる手元の資金(取引保証金)に「レバレッジ」をかけて、何倍もの金額の外貨を取引することで、大きなリターンを得ることが可能となると同時に、大きな損失を生む可能性もある資産運用です。

不動産投資は、最近サラリーマンに流行りの区分マンション投資やアパートの一棟買いなどがありますね。銀行から借金をして、不動産を購入し、そこに入居した住人から毎月得る家賃収入により利益を得る手法です。大きな借金をすることになりますし、購入した不動産にいつも入居者が入ってくれるとは限りません。特に物件は買った瞬間から古くなっていきますから、時間が経つほど入居者を確保するのは難しいのかもしれません。

ここでのポイントは「レバレッジ」です。レバレッジとはてこの原理が語源とされていて、要は借金をして、今持っているお金以上に利益を狙ったり結果的に損失を産んだりする仕組みのことです。FXは上記の説明のとおり、不動産投資も借金をして不動産を買うという意味ではレバレッジを効かしています。

レバレッジを効かせる投資は、初心者には要注意です。

ハイリスク・ハイリターンの資産運用は、センスであったり事前の勉強が必要なものになっています。しっかり勉強をしたり、天性の才能を持っている方であれば大きなリターンを得ることも可能かもしれませんが、資産運用の初心者の方は基本的に避けるか、少額から始めることをお勧めします。

初心者におすすめの資産運用はこれ!

モナママ
モナママ
色々見てきたけど、結局どれがおすすめなの!?
モナパパ
モナパパ
はい、モナパパのお勧めはずばり投資信託です!

貯金や国債はリスクが小さいものの、殆どリターンは見込めません。ある程度のリスクを取りつつリターンを得ることを目的にすると、投資信託がおすすめです。特に投資初心者には投資信託の中でもインデックス投資と呼ばれるものがおすすめです。

モナパパ
モナパパ
モナパパもインデックス投資をメインに資産運用しています。

インデックス投資についてはまた別の記事で詳述します。以下の本が参考になりますよ。

まとめ

  • 資産運用には色々な種類がある。選ぶべき上で大事なのはリスクとリターン。
    • リターンは「収益」
    • リスクは「不確実性」(=リターンがどのくらいぶれるか)
  • 大きなリターンを得るためには大きなリスクを取る必要がある。リスクを小さくすると、期待されるリターンも小さくなる。
  • 資産運用初心者には「投資信託」がおすすめ!